仕事中、通勤途中に発生した外傷・・・・・・・労災保険（労働者災害補償保険）の適用
交通事故（自動車、バイク）による外傷・・・・自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）の適用

骨折により転位した骨の位置を元に戻す操作で、これにより変形を最小限に防ぎ、骨癒合を早めます。整復時にはケガをした時と同じくらいの痛みが瞬間的に起きますが、元に戻ると痛みが激減します。

整復した正しい骨の位置を保ち、再転位防止と骨癒合の促進に必要な処置です。当院では、炎症期が過ぎ、安定期に入った頃から機能的な固定法に変え、生活しやすさを重視しています。

出来るだけ頻繁に行うことで、早期治癒を目指します。特に関節拘縮を起こさないよう心がけ、固定を外した際に、直ちに日常生活に復帰できることを目標としています。固定除去後の硬くなった関節のリハビリは、言葉に出来ないくらい苦しいものです。患者さんにその苦しい思いをさせないようにするのが、当院の指針です。

脱臼の整復は一瞬です。出来るだけ痛みを与えない方法により、関節のダメージを最小限に操作します。整復後はほとんどの患者さんがさわやかな笑顔に戻ります。

再脱臼防止、治癒促進を目的に行います。固定期間の判断が一番難しく、長いと骨折同様拘縮が起こり、早いと関節が不安定になります。ここは経験がものをいいます。

骨折同様です。

捻挫も整復が必要な場合があります。関節を正しい位置（アライメント）に戻さないと、いつまでも痛みや違和感が続く恐れがあります。

捻挫と言っても様々で、損傷度合いによって固定方法を変える必要があります。骨折並みの固定から包帯程度の固定までの中でどの方法が適切なのか、その判断が重要です。当院では固定法、固定材料を工夫し、日々研究しています。

治癒促進のため、様々な処置、施術を行います。回復度に合わせて、再発防止のための機器を使ったトレーニングも行います。

打撲部位によっては固定が重要となります。内出血、炎症の防止目的で圧迫固定を施します。

特に血腫に注意を図り、新陳代謝促進を目的とした施術を行います。

整復が必要な場合もあります。手技で、筋、筋膜、腱を均一の状態に戻します。多少痛みを伴う処置ですが、受傷部の痛みは激減する場合がほとんどです。

挫傷の程度により、損傷筋、腱に関連した関節の可動域を制限する目的で行います。固定除去（可動域の解放）のタイミングが早期治癒のポイントとなります。

筋、腱の癒着、萎縮に注意を払い、新陳代謝促進を目的とした施術を行います。受傷筋のトレーニングを最後に行い、再発防止、筋力低下を防ぎます。